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紙の包材

包装する資材の中で最も一般的で使用頻度・使用量が高いのが紙です。資材費が安いだけでなく、剛性を持っており立体化可能なため積み重ねられること、耐熱温度が180℃から−18℃までと幅広く使用できること、印刷・塗装などの加工がしやすく合成樹脂やプラスチックなどの他の素材と組み合わせることで防水性などの機能を持たせることができること、

空気の層が含まれているため①緩衝作用・断熱作用を持つこと、②軽く運搬に適していること、③空気を通すので呼吸が必要な内容物に有効なことといった機能に優れているため様々な場面での包装に利用されています。中でも馴染み深いのが段ボールで、輸送時は段ボールを利用した包装がほとんどです。

その理由として上記の紙の特徴はもちろん、中仕切りを作りやすく緩衝性に加え固定が可能なこと、リユースだけでなく古紙のリサイクル先として加工しやすいことなどがあります。