梱包・包装の資材と言うと、ダンボールや木箱などの外箱（包むもの）を想像する人も多いかもしれません。しかし、梱包は外側のものだけでは成り立ちません。影で内容物を守っているものとして、梱包副資材が挙げられます。副と名のつく通り一見しては見えませんが、非常に大事な役割を担っているのです。副梱包資材は、大きく分けて緩衝材・仕切り・封かん・結束・固定、などに分けれています。緩衝材は衝撃から物を守るために入れるもので、気泡の入ったプチプチと潰せるシート状のものなどが該当します。中の物が混ざったりぶつからないようにするための仕切り、物の蓋を押さえるための封かん、コードや棒状の物を束ねるときに使う結束、テープなどで物自体が動かないよう抑える固定など、用途によってさまざまな副資材が活躍しているのです。